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鳩山元総理の「身勝手外交」を機に考える。 - 2012.04.11 Wed

 4月7~8日にかけてイランを訪問した鳩山由紀夫元総理の「二元外交・身勝手外交」が、与野党の批判を呼んでいる。鳩山元総理は民主党の「外交担当最高顧問」。にもかかわらず、今回の訪問について玄葉外相らは「政府の正式な要請に基づくものではない」として苦言を呈し引き止めていた。

 再三の引き止めにもかかわらずイランを訪問した鳩山元総理は「非核の世界をつくるためにも国際社会との協力が必要だ」とイランのアフマディネジャド大統領に講釈をたれ、核武装をやめるよう説得を試みたとのこと。

 しかしこれは全く効果がないのみならず、与野党内の混乱を招いただけであった。各党からは批判が噴出。外務大臣や官房長官も不快感を示し、党首討論でも言及された。「外交担当の最高顧問を解任すべきだ」との声も上がっている。

 自民党の安倍晋三元首相は、10日に配信したメールマガジンで「昨夜、永田町を駆け巡った噂話」として鳩山氏とイラン首脳の会談の様子を次のように「紹介」した。

 鳩山元首相 「核開発に対して国際社会は懸念している」 
 イラン首脳 「私たちは平和利用に限っている」
 鳩山元首相 「本当か?」
 イラン首脳 「トラスト・ミー」
(鳩山首相はかつてオバマ大統領にトラスト・ミーといって裏切った経緯がある)

 以上は、本当かジョークかはわからないが、その話は別として、私は鳩山元総理も、批判する側の主張も、全く本質的な議論になっていないと思う。

 問題の本質は「なぜイランが核武装するに至ったか」という点。深く掘り下げ、イランの核武装について真剣に考えようとする試みは、皆無のように思えた。

 ちゃんと記せば長くなるがイランの核武装の根源は、パレスティナ地域をめぐる「ユダヤ人対イスラム人」の長年の対立にある。第二次世界大戦後、ヨーロッパなどで迫害を受けていたユダヤ人たちが、ユダヤ教の聖地イェルサレムに再び帰ろうという運動(「シオニズム運動」)を起こす。しかしイェルサレムは既にイスラム教徒のアラブ人たちが居住していたので、ユダヤ人と取り合いになった。

 イェルサレムは、イスラム教の預言者ムハンマドが天使ガブリエルによって昇天したイスラム教の聖地である一方、古代ユダヤ王国の宮殿があり、ユダヤ人が礼拝を行う「嘆きの壁」が存在するユダヤ教の聖地である。さらに言えばキリストが処刑されたゴルゴダの丘に聖墳墓教会があるキリスト教の聖地でもある。

 このように大変複雑な問題を抱えた地域であるが、「シオニズム運動」が起きた時点での居住者は紛れもなくイスラム教アラブ人であった。従って、いきなりやってきて国を建設しようとしたユダヤ人の方に問題があったと言わざるを得ない。

 にもかかわらず、有力なユダヤ人が多く居住していたアメリカや「革命の輸出」を目論んでいたソ連はユダヤ人の「シオニズム運動」を支援。さらに、ユダヤ人の建国を認めないと言っていたイギリスも、アメリカからの説得を受け、一転してユダヤ人を支援。結局、イスラム人を武力で追い出し、ユダヤ人が「イスラエル国」を建設してしまった。

 これに激怒したイスラム諸国はイスラム教の聖地イェルサレムを取り返そうと何度か戦争を起こした(中東戦争)。しかし結果は米国の支援するユダヤ人の勝利。イスラム人たちは、それこそ「耐え難きを耐え」、いつか聖地イェルサレムを取り戻そうと、これまで幾度となく核武装にチャレンジしてきた。その延長線上に今回のイランの核武装問題がある。

 これまで、イスラム教圏の先進国イランが核武装しようとするたびに、イスラエルが核施設を空爆し、実現を阻んできた。しかし今回イランは実現までこぎつけた。先日イスラム教徒の友人に会う機会があったのでイランの核武装について意見を聞いてみたが、スーダン人ムスリムであるにもかかわらずイランの核武装を喜んでいた。

 イランの最高指導者ハメネイは、「核の成果には色々な面があるが、国の尊厳の創造が最も重要」であり、「西側の圧力には敢然と立ち向かわなければならない」と述べている。イランにとって核開発は、まさに「国の尊厳」に関わる大変重要なものなのである。

 これまでの経緯を踏まえれば、鳩山首相が「勝手」に「非核世界を目指すので協力して欲しい」とイランまで出かけて主張しても、イラン国民は「馬鹿にするな」と腹立たしく思ったに違いない。もしくはあまりの「厚顔無恥さ」に呆れただけだったかもしれない。

 本当に「核無き平和な世界」を目指すなら、まずアメリカとイスラエルの核をも批判する勇気を持つべきだろう。

畑議長花見会_convert_20120412045606
今日は東近江市の畑博夫議長と小寺裕雄県議と一緒に八日市で桜を飾って花見パーティーをしました。いよいよ花見のシーズンですね!最近の雨で桜が散ってしまわないことを祈ります。
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なるほど…

国政にとっての外交の重要性を改めて考え、諸外国の歴史や現状・立場を認知する事の大切を感じました。スタンドプレーや利害関係だけの外交では、世界平和は永遠に訪れないでしょうね。近い将来の「国会議員武藤貴也」さんに期待します!


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プロフィール

武藤貴也(むとうたかや)

Author:武藤貴也(むとうたかや)
昭和54年5月25日、北海道釧路市生まれ。血液型O型。東京外国語大学卒業、京都大学大学院修了(専門は外交・安全保障・国際法)。平成21年「全国公募」で自民党滋賀県第四選挙区支部長に選ばれ、平成24年第46回衆議院議員総選挙で初当選。外務委員会・安全保障委員会所属。麻生派(為公会)。近江八幡市在住。

*滋賀県第四選挙区(東近江市、近江八幡市、甲賀市、湖南市、日野町、竜王町)

国会事務所:
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館601号室
TEL:03-3508-7126
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